数学とケータイ

今日話題のエントリー、
座学と実学、無知と無理解、数学と真理
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20081207/1228624779
を読んでて、かなり飛躍があるが、橋下のケータイ禁止令のことを思い出した(まだ禁止したわけではない。ちなみに愛知県ではすでに禁止令が出ている)。


これの反論としてケータイは現代では必須のツールだから早くから使わせるべき、というどっかのエライ先生の意見がどっかにあった。
そんなことはないと思う。ケータイなんてマニュアルをザッと読めばだいたい使えるでしょ。ケータイの危険性を教えるために子供の頃からケータイに慣れさせるというのもおかしい。わざわざ子供を危険にさらすなんて。こんなものは大人になってからでも十分に使えるようになる。PCより簡単でしょ。急にPC渡されてあたふたしている50代の人ならいざしらず、20代でケータイ渡されて使いこなせないなんてありえない。


ケータイの使い方は上のエントリーでいう「実学」だと思う。子供には「座学」を教えたい。
通勤が長いので、暇つぶしに本を読む。ただ、本を買うとお金がかかるし部屋も狭くなるので図書館で本を借りてくる。そのときに時々数学の本も面白そうだなと思うと借りてくる。しかし、数学の本は2週間ではまず読みきれない。だいたい半分も読めればいいほうだ。進まないときは1ページを読むのに膨大な時間を要する。いや、1行を理解するのに非常に時間がかかることもある。こんな勉強を、鉛筆も持たずに通勤時間だけでさびついた脳ですること自体無理なのだ。
数学の勉強は、膨大な時間を持った子供にしか無理。数学に限らず、基礎的な勉強は子供の頃にやらせておきたい。テストで悪い点を取って親に怒られるのがいやとか、そういうのがないと基礎的な勉強はできない。
花音のブログ見てるといつももったいないと思う。いろいろ才能がありそうなのに、それを実学にしか向けていない。PCの使い方なんていつでも学べるのに。ケータイやPCの使い方なんか今学ぶことじゃないよ。今はケータイやPCの膨大な背景を学ぶべきなんだ。