夜勤について

深夜営業自粛に反論 コンビニ業界「CO2減少ない」
http://www.asahi.com/business/update/0620/TKY200806200298.html


これができたら、深夜に労働をしなくてすむ。
給料は確かにいいけど、夜勤やってたころは命を削って働いてる気がしてたなあ。
特に、朝方が眠くてしょうがなくて。ある程度動く作業ならいいけど、ほとんど足が止まっている作業だとどうしても寝てしまう。製品が流れてきて、それを時間内に作業しないといけないわけだけど、私は正確に作業すればその時間より1秒早くできた。ちょうどラインの切れ目になっていて、後のラインだけ止まって流せなくなったときに、製品がどんどん私の前にたまっていき、ラインが動いたときにたまっていた製品をがんばって減らさないといけないので、1秒の余裕がある。しかし、朝方になるとつい寝てしまう。製品1個につき1回寝ているようである。それでも製品がたまっていくことはない。ということは、寝ている時間は1秒以内ということになる。そんな芸当ができるのかと自分でも思うが、できていたとしか解釈できない。このへんはかなりの苦行だった。


それから、夜勤のときは当然昼間寝るわけである。私はだいたい10時〜18時まで寝ていた。8時間寝ないと体がもたなかった。夏になると昼間に寝るのがつらい。暑いから。熱帯夜なんて騒いでいる場合じゃない。起きているときより寝ているときのほうが涼しくないとつらいから、クーラーをつけるわけである。電気がもったいないはずだが、私はその頃どうしていたんだろう。基本的にクーラーは嫌いなんだけど。まあ、とにかく昼に寝るとすごく電気のムダ使いをすることになるのは間違いない。


あとは、昼勤と夜勤の入れ替えのときに無理なことをする。1週間交代だったが、次が夜勤の週末は、確か日曜の昼ちょっと寝て、夜は徹夜して、朝から寝て夕方起きて、夜仕事に行く。逆は、土曜の昼に寝て、10時〜14時くらい寝て、そこからはふつうに暮らす。こういうのは誰から教えられたわけでもなくやった。でも、今思うと、無茶なことをしてるなあと。これって若い頃だからできたけど、これを60までやるのがふつうなんだから。また、これは週がわりだからまだマシだけど、週内にやるのだとすると非常に過酷ではないかと思う。


こういう非人間的な働き方はやめたほうがいいんじゃないかな。全部やめるわけにはいかないけど、少なくとも工場ではやめたほうがいいと思う。企業は高いお金を払っても設備の稼動率が高くなるほうが儲かるからやってるんだろうけど、そんな企業の論理よりはまともな生活ができるほうがいい。コンビニの店長も、過酷な労働だっていうよ。