「低炭素社会」賛同9割、「月に千円負担しても」は3割

http://www.asahi.com/politics/update/0703/TKY200807030385.html

元の資料はこちら

http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/tindex-h20.html


日本人のやる気のなさがうかがえる。
その前に、

2 「低炭素社会」での暮らしについて
・技術革新が進むので,豊かな暮らしを続けることができる 41.4%
・消費を我慢することになるので,豊かな暮らしができなくなる 31.7%
・どちらともいえない 18.4%
・わからない 8.5%

なんだこりゃ。消費を我慢すると、どうして豊かな暮らしができなくなるんだ。消費しなくて豊かになる社会を作れよ。

4 「低炭素社会」をつくるための重要な取組について
・省エネ家電・住宅,環境に優しい車などの普及 68.4%
・電車やバスなどの公共交通機関の利用 40.6%

要するに、省エネとか節約とかは自分が何もしなくても誰かがやってくれるってことね。車が環境に対して最悪ってわかっているのに、どうしてそれに可能な限り乗らないようにしようと思わないのだろう。
この地方では、公共交通機関がしっかりあるにもかかわらず、どっぷり車に依存している。「歩いて5分のコンビニにも車で」と揶揄されるくらいだ。せめて、10分くらいは歩けるようにしろよな。
私なんか基本的にいくらでも歩ける人間なので、車なんか使わない、というか乗らない。最近は年に数回しか乗らなくなった。一番最近乗ったのは4ヵ月半前だろうか。こどものころは運動はきらいだったが、20歳を過ぎるころから足を使うのがだんだん好きになり、今では東京まで350kmを自転車でとか、フルマラソン4時間切り達成(いわゆる「サブフォー」)とかするようになった。ここまでする必要はないが、ふだんから足を使っていると、本当に車に乗らなくなる。

・水,照明,冷暖房などのむだをこまめに減らすこと 58.4%

ついでに私の冷暖房を使わないメソッドを紹介すると、
5月くらいに暑くなってきたら、わざと部屋が暑くなるように部屋を閉め切ってその状態に耐える。これを繰り返していると、真夏になったときに冷房がなくても扇風機だけで耐えられるようになる。まあ、本当に暑くなるとやっぱり耐えられないが、それでも室温35℃くらいまではがんばれる。逆に10月くらいに涼しくなったら、今度は寒さに耐える訓練をしておく。そうすれば室温15℃でも耐えられるようになる。最近は灯油の値段も3倍になったしね。灯油を使わないに越したことはない。あと、灯油を使わないメソッドとしては、必ず歩いて灯油を買いに行くことにしている。宅配など使わない。そうすればなるべく灯油を使わないように自然となる。


とにかく、待ってれば誰かが石油を消費しないような社会を作ってくれる、みたいな姿勢が許せない。エコはそんなに甘いものじゃない。努力して、つらい思いをしてなし得るものだ。そんなだから、便利な生活を手放したくない反エコの人間にツッコまれる。ある意味彼らのほうが正しい。エコとは便利な生活を手放すことだから。