別解の種類

今盛り上がっている、これ。
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20080703/1215073074


別解にもおおざっぱに2通りあると思うのよね。
一つは習った知識の範囲内で自分で工夫して導き出した解答。
もう一つは、習ってもいない定理を使ってひょひょいと出した解答。


学生のころのことでよく覚えていないが、代数の講義(当時は知らなかったが、今でも名前をちょくちょく拝見する有名な先生の講義だった)で、誰かが問題をナントカの定理を使って解くと、講師が「じゃあその定理を証明してみろ」みたいなことを言われて、何も答えられなかった、というようなことがあった。


よく読んでみると、この記事の別解はこの例に近いのではないかと思う。それでは×になっても当然かな。


高校でいきなり公式適用は×と言われたことがある。その問題が何を問うているのか、どういう力を示すように求められているのか、そこを考えて解答する必要が受験数学にはある。